大河内清輝君 事件


「清輝、ごめん。
お父さん、気づいてあげられなかった。」

四半世紀経った今も、
後悔の思いが消えない、
と言う、清輝君のお父さん…

悲しみの中にも
加害者少年たちの更正の為
今も交流を続けている

昨年、いじめについての講演会で
お話を聴かせて頂いた時の話で
忘れられないことがある。



大河内さんのもとには
今も日本各地から
いじめに苦しむ子供達が
訪れるている。

泊まらせ、真に寄り添い、話を聴き、
翌朝、その子を
新幹線の駅まで見送った。

笑顔でお礼を言い、
帰って行った。

その数日後だった。
その子が自らの命を絶ったのは。

それが、もう、
悔しくて たまらなかったと。

それでも、
子供の声を聴き続ける日々。

大河内さんは言っている。
インターネットや会員制交流サイトが
普及し、いじめが見えにくくなった今こそ

「大人が子どもの声に
しっかりと耳を傾けなくては」

私達は、
清輝君を
そしてこのお父さんのことを
決して忘れてはならない。

昨日の新聞を見て
強く 思った。

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