岡崎・タクティール®︎ケア【おん】スウェーデンの『撫でる』タッチケア。がん、認知症、うつ病の女性、不登校の子供さんへ

北欧で生まれた緩和ケア 《タクティール®︎ケア 》
タクティール®︎ケア とは、柔らかく包み込んで「撫でる」ことで、オキシトシン(ハッピーホルモン)を分泌させ、痛み、不安、不眠を和らげるタッチケア。 スウェーデンでは病院の補完療法として確立されており、日本でも120以上の施設で行われています
NHKためしてガッテン、あさイチ、BSプレミアム、看護テキスト 紹介
5人の子のうち4番目が7才でがんに。娘は「さわってるだけでいいから、お願い」と泣きました。
その時だけは、痛みがなくなるのだと・・・
ーがん、認知症、うつ病の女性の 生きづらさをなくしたいー
ご相談だけでもだいじょうぶです  愛知県岡崎市 電話080-3615-5622 tomime9.kolin@ezweb.ne.Jp        

2020年04月16日 17:21  カテゴリ:【おん】についてカテゴリ:お知らせカテゴリ:かたつむり日記

経緯❸《1か月定額でのケアメニュー》

今日は、
➡︎4月8日のブログに書いた、

緩和を目的とした
1か月単位での
《ケアメニュー》


(またこのケアは
不安、ストレスを軽減したい
方どなたでも
受けて頂けるものです)


を私に考えさせてくれた、
最後の、3人目の方について…

片側顔面痙攣の手術後、
病棟で入院生活を送っていた私。

4月9日に経緯❶でお話した女性のマネで

毎朝、休憩室に行っては
朝焼けと日の出
をこのスマホに
収めていた。

その時間にやってくる人は
だいたい決まっていた。
(たとえば、4月13日に書いた
経緯❷の若いママ)

でもその日は
見たことのない男性が入って来た。

「今日上手く撮れないなあ」
私がぶつぶつ言っていたら、

いつの間にか
私のそばに来てくれていた。

刻一刻と変化する朝焼けを
目の前に、
ゆっくりその人は話し出した。


「今週も外泊行って来ますよ。
 相続とかちゃんとやっておかないと
 いけないですからね。
 来月から、仕事に戻りますが、
 この1年での病気再発の可能性は、
100%と言われています。


 再来月は、この世界に
居ないのかもしれません



初対面の私はびっくりした。
話の内容ではない。

その淡々とした口調。
まるで、感情を交えずに
医師が患者に宣告している様に。

 「でも最近は頭痛が楽になって
  いるんです。
 不思議だと思いませんか❓
 
 ヒトは自分の体を良くすることも
 悪くすることも同時に
 しているんですね。」


返す言葉などなかったし、
その人も慰めの言葉など
要らなかっただろう。

訊いてみた。

「好きなことってありますか❓」

写真です。
ここでは一眼レフがなくて
思う様に撮れませんけどね。」

「ちょっと撮って貰えませんか❓」

「いいですよ。
上手く撮れるかなあ。」



私が退院して
それっきり会えなくなった。

あの落ち着き払った凛とした姿。
いつか必ず私に
大きな力をくれる。


会えて良かった。
ありがとうございました。


タクティール®︎ケア 【おん】
コリ都三女





  


Posted by おん │コメント(0)